ABOUT



 mouthwoodworkは、サーフィンの道具を作ることから始まりました。
”アライア”という木の一枚板のサーフボードに出会って、いつのもサーフィンとはひと味違う感覚を発見し、いつの間にか、アライアやハンドプレーンを自作する事に夢中になっていました。 
 製作を通じて海から川,山へと興味の対象が広がり、フィールドが広がるうちに、高知県の原生林率がわずかであることと、高知の森の荒廃が進んでいることを知りました。
 そんな中で、高知の特性を生かして、サーファーである私が高知の自然にできる事は何かないのだろうかと考え始めました。そして、森と川と海とがつながっていることに思い至り、私が製作し始めていたアライア、ハンドプレーンや木の道具でその事を表現できるにではないかと考えました。
 国産の木や地元の間伐材を使ってアライア、ハンドプレーンを製作し、高知の海で楽しむ。そして、それを周りに少しずつ伝えていく。
 自然エネルギーへの転換が模索されていく中で、そのことが森林の恵みを利用して日本人が昔から築いてきた『木の暮らし』を見つめ直す足がかりとなり、さらに高知の海を守ることにもつながると考えています。


 mouthwoodwork 2011